1月1日 「お年賀」
元日の朝、檀家のみなさんが大雲寺に集まり、新年のあいさつを交わします。また、その年に法事などの予定がある人は、住職と日程の打合せも行います。
1月2日 「大般若会」
大般若会は、大般若経転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)ともいわれ、大般若経600巻の経題を読み上げ、法典一巻一巻を転読する法会です。すべての苦厄(くやく)を消し去り内外の怨敵を退散させ、家内安全、諸願成就、福寿増進、五穀豊穣などを祈願し、人々を幸福な生活に導くことを目的とします。法会後に、大般若特別札を檀家のみなさんに渡されます。
1.般若会の写真
2.大般若特別札の写真
4月8日 「花まつり」
花まつりとは灌仏会(かんぶつえ)とも呼ばれ、お釈迦様の誕生日である4月8日にお祝いする行事です。花御堂(はなみどう)に安置された誕生仏(釈迦像)に甘茶をかけ参拝し、お釈迦様の生誕をお祝いします。
7月18日 「十六善神祭」
大般若を受持し音読する者を守護し、危険から守る仏法の護法夜叉善神寺宝の掛け軸「1200年前の十六善神」には、「徐雷護身」のご利益があります。
また、迫間大雲寺は戦国時代、信長、秀吉、家康に仕えた旗本大嶋家の菩提寺で、初代領主光俊公の命日が7月18日であることから、その日に近い日曜日に開催し、功績を讃えています。
8月18日 施餓鬼会
施餓鬼会とは、新亡の霊やご先祖の霊を供養するとともに、無縁仏や餓鬼に施しをするお盆の重要な法要です。また、お施餓鬼に参詣し「水向け」することは、自分自身に巣食う「餓鬼」の心を反省し、生かされている身をしっかりと受け止め、ご先祖に感謝し功徳を積むことでもあります。